性別違和の話ね。
うーん、表でさんざん書いたんだけど、
あたしが性別違和を持ったのは、
言葉に出来ないと言えば幼稚園だし、
言語化できると言えば小学校2~3年だし。
幼稚園の頃は女の子とばっかり
遊んでたのよ。
先生と遊ぶときも一緒。
先生の長い髪を編んだ記憶があるわ。
ただ、その頃って性の違いって
あんまり意識しないから、
言葉に出来ないわよね。
ただ、やっぱり女の子のすることを
していたほうが楽しかったんだろうなぁ。
小学校一年は幼稚園の延長。
小学校二年くらいかなぁ。
なんで髪の毛長くできないんだろうって。
なんでスカートはけないんだろうって。
ただ、暗く悩んだって感じじゃないわね。
「疑問」っていう感じかも。
小学校高学年になると、
もう好きなことを好きなようにする!って
手芸部に入ってみたり、
かぎ針編み覚えて小物作ったりしたわね。
けど、そういう場合って、
たとえば放浪息子のにとりんみたいに
孤立しちゃうパターンが多いけど、
あたしの場合は女の子も混ぜてくれてたのよね。
名前呼ばれるときも下の名前だし。
ふしぎなパターンよね。
このパターン、中学に入ってもそうで、
あたしの中学には
本当のオネェもいたし、
席に遊びに来るのは男の子と女の子
半々くらいだったんじゃないかしら。
まぁ、色々すっ飛ばして
大人になって髪を伸ばしたりするわけだけど、
好きでやっているんだけど、
誰かに影響されているわけじゃないのよ。
そりゃきっかけは、偉い人の髪型が落ち武者だから、
あたしも伸ばしていいかな、とかはあるけど。
偉い人が髪の毛落ち武者だから、
女の子みたいに髪の毛伸ばしたいって、
「許される」と思うわけで、
「こうしたい」とは違うじゃない?
その時は気合い入れたわよ。
美容院はしょっちゅう行ったし、
男の格好で黒だと重く見えるから、
カラー入れてトリートメントかけて、
手間はすごくかけた。
カットも内側すいて内巻きになるようにして、
ボブにしてたわね。
杉田水脈が他からの影響でうんたらかんたらと
言っていたけど、
違うのよ。
自分からやりたいのよ。
あたしがやってきた女の子っぽいことは、
全部「自分からやりたい」なのよ。
今、爪磨いているんだってそう。
さすがにクリアネイルでも職業訓練に合わないから、
せめて磨こうって感じ。
好きといえど、あくまで自分からやりたいと思うわけで、
他からの影響なんて考えたこともなかったわ。
そういうところ外しているから、
あれだけの騒ぎになったんじゃないかしら。
でも、髪の毛伸ばしておいてよかったわよ。
実際になくなるとは思ってなかったもん。